珍獣日記
雨がふるたびに
ひとしずく雨がふるたびに
ぬくもりがさらわれていくよ
あの夏の日はいまごろは
水深何キロの海の中かな

月や星には会えたでしょうか
くじらといっしょに遊べたかな
それとも真っ白な砂浜の
こもれびゆらして笑ったかな

こころがわれてくずれるみたいに
ゆびのさきからつめたくなるよ
かなしいことはなんにもないのに

かなしいわけじゃないはずなのに
巡るというから待ってみてるの
待っているからせつないの
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