珍獣日記
月がきれいと

ことばにのせる

ひとだからこそ

ながいよる


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夕暮れ
凪いだ空のむこうへ
こぼれおちた太陽
いま
今日がおわったよと
そこいらで一番高い樹の
一番高い枝のさき
毅然と幕をひくように
小鳥の声が飛んでゆく
夜は来るでしょう
明日も冬も未来も
ため息は次の光に
預けてしまえばいい
おおきな時間のなかで
そのようなものでありたい
遠くはてしない空とともに
あなたのそばにいたい

ネコジャラシ
ねこじゃらし
じゃれる手もない
むこう岸
たちつくしたまま
秋を見送り