珍獣日記
夏のあと
雨に背を打たれて
ひとり耐えるひまわり
振り向く人もない
中庭の花壇で
倒れる先はきっと
冷たいコンクリート
ビニルの袋に詰められて
遠くへゆくのでしょう
生きた時間は
しあわせでしたか
多くの小さな手が
愛してくれたでしょうか
思ううちに雨は
止んでしまったけれど
うつむいたままのひまわり
さよなら夏

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