珍獣日記
夏の日
ながい夏のながい昼間のおわり
夕暮れのなかなかこない公園
サンダルのすきまから
草の葉が指をくすぐる
踏んでしまうのがイヤで
でもどこを歩いてもダメで
せみの声をたくさん連れて
しきりに風がせなかをさする
泣いてないよ大丈夫だよ
嘘 ごめんなさい
生きているの さみしい
と思うのは
しあわせなことだから
行き場のないいとしさを
つながる空へと還していく
願いはすべてあなたのもとに
光になっていつまでも

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