珍獣日記
輪廻
どんなカルマをしょって
何のつもりでうまれたのか
意味も答えもなくても
ときどき考えてしまうよ
あしたがその日だとして
やりわすれた宿題ないかなって
そうゆうそわそわした気持ち
夏休みの最後みたいな
うまれかわったら
うまれかわっても
うまれかわったらきっと
違う
うまれかわるまえに
そのためにうまれてきたはずなのだから
いつかの来世の今だから
やりのこした宿題が
気になって仕方ないんだ

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螺旋
螺旋

螺旋の階段を
ころがりおちてる
ことんことんと可笑しそうに
音を並べて
シロップで満たされた
コップの底へ
曖昧な重力でやんわりと
ころがりおちてる
ひとりぼっちだって
思えれば強くなれるし
みんなキライになっちゃえば
苦しいこともなくなるけど
忘れんぼうな僕は
ひと撫ででまたひとを好きになってしまう
ダメだなって思いながら
ぐるぐるころがりおちてる
待ってなんかいないって
嘘をたくさんこぼしながら
ことんことん
ころがっている
短い夜に
何を探すの
この身でさえも
隠せぬ夜に


連れて行って
あなたのところ
あした土に
返されてもいい
あなたの手で
今摘み取って
気まぐれでいい
連れて行って
夏の夜は夢
爪の先から
泡になって
あなたの手の中
ゆらゆらゆれる
夏の夜は夢
眠りの奥で
あなたの中で
泡になって

ヤサシイヒト
交差点の真ん中で
傷ついたすずめをあわてて避けたら

ミラーの
次の車

上に

楽になった
どうしようもなかった
言い訳がおしよせて
悲鳴を掻き消して

ニンゲンがわるいとか
身勝手だとか意地悪だとか
どこかで聞こえた気がして

違うそうじゃない
そんなことない
誰だって
傷つけたくて生きてるんじゃない

そうゆうの
やさしさじゃない

ひと関わることは
とてもむずかしいけれど
だけど

猛反省
正直あんまりしたことない
申し訳ない
失敗したなあって
落ち込むことはあるけど
悪かったなあって
思うこともあるけど
悪意を持って生き続けられるほど
強くはなれなかったし
かといって菩薩のように
穏やかなままのひとなんて
むしろひとじゃないとおもう
だから
だいじょうぶだから
よかったら
せっかく生きているから
そばにいてほしいとおもうのです
ダメかな

めがね
めがねがなかったら
野の花を見つめることも
なかったとおもう
虫も小鳥もはねる魚も
フィルタのむこう
ぼくが見てる空は
だれかのとはきっと違うけど
真実程度の正義感は
勇者様におまかせします
月がきれいだねって
おはなしがしたいです


うたうのはすき
キライすきキライすき
花占いは痛そうでキライ
だけど摘まれたい
トウモロコシは甘いけど
苦いなら良薬はイラナイ
みーんみーん
月に吠える
ぼくは虫
夏の夜
ミルキーウェイ

雨の音の数だけ
星は空に瞬いて
見上げるきみを待ってる
ミルキーウェイ

ねがいごとをしてね
たくさんのほうがいいな
街中きぼうであふれる
からふるウェイ

だれかのかわりに叱られて
ひとりぼっちがせつなくて
ダメだってわかってたって
うまく言えなくたって

ねがいごとをしようよ
泣いてたってだいじょうぶ
ぼくはきみをずっと待ってる
ミルキーウェイ


まりも
金魚鉢の底
丸い砂の上
恋に揺られて
夢を見てる
からふるなビー玉
おもちゃの金魚
静かな水底
夢だけ見てる
泡が浮かんで
水面に沈む
さよなら昨日
聞こえない言葉
きっと青空
まわる太陽
遠心力で
夢の中

瞬きしながら見つめてる
夜空のずっとむこう
遠いけれど確かなともしび
こころの彼方
まぶたを閉じても感じてる
夜空のずっとむこう
みんなきらきらの輝く星
あしたの彼方
瞬きしながら見つめていて
星空の彼方
ページ
よるに寝て
あさ起きるのは
まるで絵本
綴じてあるけど
ちがうページ
おなじ絵はないみたい
気がついたら始まっていて
なんとなく気になて
ずっと読んでる
起承転結の
今どこまで進んだかな
途中で飽きちゃう前に
結末を見たいけど
つまんないオチだったら
二度とページは開かれずに
可燃ごみ行きなんだろな
それも悪くないけど
それまでに
あなたの絵本は
何度も読み返すと思う